みずほQ&A

目次

「外国人の受け入れ、本当に大丈夫?」 その率直な疑問に、山口の現場からお答えします。

近年、ニュースやSNSなどで外国人受け入れに関する様々な議論を目にし、「本当に大丈夫なのだろうか?」「治安や日本の文化が守られるのだろうか?」と不安を感じている方が増えていることは、現場にいる私自身も肌で感じています。

変化には必ず戸惑いが伴います。その「疑問」を持つこと自体は、決して悪いことではありません。

私は山口県で、日本語支援や外国人住民への情報提供、そして日本人住民との橋渡しを行っています。その現場の視点から、皆さんが抱きがちな疑問や、なぜ今私たちが「多文化共生」に取り組んでいるのか、皆さんの疑問にお答えします。

外国人が増えると、日本の治安が悪くなるのでは?

不安に感じるのは自然なことだと思います。
だからこそ大切なのは「増やす・減らす」の話ではなく、ルールを明確にして守ってもらうことです。
言葉や生活ルールを伝えずに受け入れる方が、かえってトラブルは増えます。
線引きをはっきりさせることで、治安は守れると考えています。

外国人に日本の土地や権利を奪われるのでは?

私もそこは守るべきだと思っています。
だから「所有」と「利用」を分けて考える必要があります。
土地や重要な資産の所有は、日本社会の基盤として守る。
一方で、働く・住む・利用する部分は、ルールのもとで開く。
この整理をしっかり行うことが安心につながります。

日本人の仕事が外国人に奪われるのでは?

現実には、すでに日本人だけでは人手が足りない分野が多くあります。
介護、農業、建設、製造、サービス業などがその例です。
外国人に「代わってもらう」のではなく、
日本社会を維持するために、役割を分担しているというのが実態です。

文化や価値観が違う人と一緒に暮らすのは無理では?

無理だと感じる原因の多くは、実は「違い」よりも「説明不足」です。
日本のルールや習慣を、最初からきちんと伝えていれば防げるトラブルは多いです。
合わせてもらう部分と、お互いに尊重する部分を整理することが、共生だと考えています。

そもそも外国人を受け入れなくてもいいのでは?

理想だけで言えば、そう思いたくなる気持ちも分かります。
しかし現実には、外国人労働者がいなければ地域の生活が成り立たない状況です。
だからこそ「なし崩し」ではなく、
受け入れる以上は、条件とルールを明確にすることが大切だと考えています。

「多文化共生」という言葉は少し堅苦しいかもしれません。 私が目指しているのは、シンプルに「困ったときはお互い様」と言い合える地域です。

文化の違いによる驚きはあっても、それを「面白い」と捉え、お互いの良さを認め合える。そんな土壌を山口に作っていきたいと考えています。

もし、まだ疑問や不安があれば、ぜひあなたの声を聞かせてください。 理解し合うための第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。

目次