活動報告 12/16-12/31

2025.12.18
山口市について想いを語り合う「カタリバ山口」を開催しました。
立場も世代も異なる方々が集まり、それぞれの経験や日々の活動から見えている“山口市の姿”を語ってくださいました。

幼稚園の預かり、インクルーシブ、自治会や市民活動、山口市南部の課題、創業支援、多様な学び、ひきこもり、そして「選ばれる市」とは何か——。
一つひとつの言葉に、切実さや願いが込められていて、私自身たくさんの気づきをいただきました。

こうして声を聞き合い、想いを共有する場が大切だと改めて感じました。
今日いただいた声を、これからの活動にしっかり生かしていきます。

2025.12.19
保育園の経営者の方から、印象に残るお話を伺いました。
0〜3歳児を預かる中で、いちばん気がかりなのは「お母さんの心の安定」だそうです。

お母さんの状態は、まっすぐ子どもに伝わる。
だからこそ、子どもを支えるには、まずお母さんを支える必要がある—
—その言葉は私も実感するところです。

核家族化が進み、
子育てや日々の生活について気軽に相談できる人、
本当に困ったときに「助けて」と言える場所が、身近に少なくなっています。

もし、いつでも立ち寄れる常設の相談場所が、
暮らしのすぐそばにあったら。
それだけで、救われるお母さんがいるのではないか。
そんな提案でした。

私は今、市政について勉強しています。
現場で聞いたこうした声が、きちんと行政に届き、形になる社会を目指していきたい。
子育ても、暮らしも、ひとりで抱え込まなくていい——
そう思えるまちを、皆さんと一緒につくっていきたいです。

2025.12.19
「やまぐち未来のしごとフェスタ」に参加した中学生から、ここ数日、何人かの声を聞きました。
中学1・2年生では、日頃あまり「将来の仕事」について考える機会が少ない子も多いようです。

外国にルーツをもつ子どもたちの中には、その体験をレポートにまとめる宿題があり、少しお手伝いをしました。
話を聞きながら感じたのは、体験そのものだけでなく、それを振り返り、言葉にする時間の大切さです。

特に、言葉の壁がある子どもにとっては、ほんの少しの伴走が大きな支えになります。
体験をうまく言葉にできない子にも、「あなたの感じたことは大切だよ」と寄り添い、応援する存在が必要だと改めて感じました。

私たちが子どもの頃と比べると、職業を体感できる機会は確実に増えています。
それでも、体験を“学び”として根づかせるには、もう一歩踏み込んだサポートがあってこそ。
その積み重ねが、子どもたち一人ひとりの未来につながり、やがて花開いていくのだと思います。

2025.12.22
この一枚に、半年間の挑戦のすべてが詰まっています。
修了証を手にした5期生の表情、真剣に耳を傾けてくださる大人の皆さん、そして最後の瞬間までやり切った達成感。
12月7日、今年度のトップランナープロジェクト成果報告会を開催しました。

5期生となる高校生15名・大学生12名が、4つの地域課題に向き合い、実践してきた成果や学び、そしてこれからの展望を、力いっぱい発表してくれました。

6月から積み重ねてきたチームワークは本当に素晴らしく、
長期プロジェクトをやり切った達成感と、晴れやかな笑顔がとても印象的でした。

「大学進学や就職を機に、山口県外へ人材が流出する」
特に女性でその傾向が強いというデータがあります。

日頃、高校生や大学生と接する中で
「山口には何もない」という言葉を耳にすることも少なくありません。

でも私は、声を大にして言いたい。
山口には、面白くて、魅力的で、挑戦を続けている大人がたくさんいます。

だからこそ、
「知らないまま離れる」のではなく、
知ってから、自分で選んでほしい。

そんな想いから、若者と大人、若者と地域をつなぐ場をつくってきました。

第5期を終え、
この「場づくり」の必要性や、少しずつそのコツも見えてきました。

民間でできること、行政でできること。
それぞれ役割は違っても、
お互いの経験を持ち寄れば、もっと良い仕組みはきっとつくれる。

若者が「ここで生きたい」「ここで挑戦したい」と思える地域を目指して、
これからも一歩ずつ、続けていきます。

2025.12.24
地域で行っている日本語対話クラスと英語会話クラスの合同で、クリスマスパーティをしました。
日本人にとっては「みんなで祝えば楽しい」という感覚で、つい多くの外国人の方に声をかけたくなります。

一方で、宗教や文化の背景によっては、戸惑いや違和感を覚える方もいます。
その声を聞いて、私自身、まだまだ鈍感で、理解しきれていない部分があると気づかされました。

それでも、お互いの文化や価値観を尊重するためには、
「知ろうとする姿勢」が何より大切だと思います。

無知のままでは、人の尊厳を傷つけてしまうことがあります。
そして、知っていたとしても、アンコンシャス・バイアスが
判断を曇らせてしまうこともあります。

今後、さまざまな理由で山口市に暮らす外国人は、確実に増えていきます。
それは特別な未来の話ではなく、すでに始まっている現実です。

だからこそ今、私たちは考えておく必要があります。
「どう迎えるのか」
「どんな準備をしておくのか」

そして何より大切なのは、
「誰もが安心して暮らせるまちになっているのか」という視点です。

2025.12.27
カタリバ山口を開催しました。
今回のテーマは「子育て・教育」。

参加者の中には、県外から山口に転入された子育て世代も意外と多く、
子育ての最中に感じていること、また子育てを終えた世代からは、現役世代や教育への想いを、経験を交えて共有していただきました。

自然が豊かで、山口での暮らしに満足している声が多い一方で、
「もっと子育てしやすい環境にできるのでは」
「子どもたちへの教育には、まだ伸びしろがある」
そんな率直な声も聞かれました。

子どもたちの状況をつくる背景には、ママやパパなど、保護者が置かれている環境があります。
話題は、女性の働き方や家庭と仕事の両立にも及びました。

変わってほしいと思っても、
「どうすれば声が届くのか」
「小さな疑問に、どこへ聞けば答えてもらえるのか」
「私たち一人ひとりに何ができるのか」

簡単には答えの出ない問いと向き合う、深い時間となりました。

2025.12.27
「柿沼みずほ」を知っていただくため、パンフレットのポスティングで町を歩いています。
実際に歩いてみて、はじめて気づくことがたくさんありました。

こどもや中学生の通学路は、場所によって大きく違います。
暗がりになっている道、ごみの不法集積が見られる場所、思わず立ち止まってしまうような危険を感じる場所もあります。

地域を回らなければ、きっと気づかずにいたことばかりでした。
多様な人が暮らし、集うこのまちを、安心・安全の面でも、そして心の面でも、大切にしていきたい。
そんな想いを胸に、これからも一つひとつの声と向き合っていきます。

2025.12.27
普段、小郡みんな食堂で使わせていただいている「小郡ふれあいセンター」の大掃除を行いました。
小郡みんな食堂は先日88回目の開催を終え、7年目の活動に入っています。
この大掃除も、夏休みと年末の恒例行事になりました。

「ありがとう」の気持ちを込めて、みんなで掃除。
研ぎ石を持参して包丁を研いでくれる人、整理整頓が得意な人、仕事終わりに駆けつけてくれる人、
そして私は、黙々とコンロ磨き。

毎回すごいなと思うのは、誰かに言われたわけでもなく、自発的に動く人たちの情熱とパワーです。
でも、誰ひとり気負っていなくて、「できることを、少しずつ」という自然な姿勢。

地域の人が、それぞれの「ちょっと得意」を持ち寄るだけで、
想像以上のことが成し遂げられる。
それは、きっと有事のときにも生きる力。
だからこそ、平時からこうした関係性があることが大切だと感じます。

そして、この場所は掃除をするだけでなく、
人と人がつながり、新しい会話が生まれる場でもあります。
世知辛い世の中ですが、まんざらでもない。
そんな温かい地域の力を、改めて実感しました。

2025.12.27
地域の団体とコラボして、「子どもの広場」を開催しました。
当日は、50人以上の親子が参加してくれました。

おもちゃで遊んだり、冬休みの宿題をしたり。
勉強に疲れたら、敷地内の図書館へ出かけたりと、過ごし方は自由。
それぞれが思い思いに過ごせる、余白のある広場です。

そこには、普段日本語教室で一緒になる外国ルーツの子どもたちの姿もありました。
学習指導のボランティアさんに教えてもらいながら、真剣な表情で勉強。
「普段と違う…!」と感じるほど集中していて、
いつもと違う人に教わることで、ほどよい緊張感の中、日本語での会話も自然と生まれていました。

こうした場に、20家族以上の方が参加してくれた理由が、少しわかった気がします。
日常とは違う空間を楽しみたい。
何か新しい出会いや刺激を求めている。
そんな思いがあったのかもしれません。

この経験から、地域には
「一つの機能を一か所用意すれば十分」という考え方では足りないことを改めて感じました。
選択肢が多いほど、多様なニーズに応えられる。
そしてそれは、行政や企業だけが用意すればよいものでもありません。

市民自身が「必要だ」と声をあげ、
「あったらいいな」を自発的にやってみて、試行錯誤する。
その積み重ねこそが、本当のニーズに近づく道だと思います。

そうして生まれた声は、やがて力強いメッセージになります。
最終的には、その声を丁寧に聴き取り、精査し、
実行できる行政と一緒に進めていくことが大切だと感じています。

2025.12.31
高齢の父の様子伺いと、母の墓参りのため、群馬県へ帰省しました。
山口市の玄関口・新山口駅からの出発です。

この時期の駅前は、多くの人で賑わっています。
新山口駅北地区では市街地再開発事業が竣工し、ホテルやマンションが立ち並び、まちの雰囲気も変わりました。

現在、地域づくりについて事例を学ぶ中で、心に残った言葉があります。
「自分の家族が暮らしたい、楽しみたいという視点を持つこと」
そして
「人は、自分が実現したいライフスタイルに対して対価を払う」という考え方です。

この地域に何が必要なのかを考える際の、大切な視点に出会えたように感じています。

山口市南部に位置する小郡についても、
多世代それぞれがどんな暮らしを思い描いているのか、
これから丁寧に耳を傾けていきたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする