「地域の野菜は豊富なのに、地元の人が意外と食べていない」

そんな声を聞いたとき、小郡みんな食堂の活動を通じて感じてきたことと重なりました。実際、地元の農家さんが届けてくださる旬の野菜や、家庭で余った食材など、地域の中にはすでにたくさんの“あるもの”が存在しています。
でも、それがうまく循環していない現状があります。
そうした資源に気づき、つなげていくことで、山口市の自給的な力はもっと育てていけるはずです。
農家の人がしっかりと生業で生活できる状態まで持っていくことが重要だと考えます。
また、SDGsの視点からも、自分たちの手で暮らしを見直し、地域の中で支え合う意識を育むことが、持続可能なまちづくりにつながります。フードバンクの活動といった食品ロスを、食を必要とする方へのサポートにつなげることもできます。
私はこれからも、食をきっかけに人がつながり、地域に眠る知恵や力がめぐっていく仕組みを、みんなと一緒に育てていきたいと思っています。





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